黒部峡谷下(くろべきょうこくしも)ノ廊下(ろうか)。標高1470メートルの黒部ダムから下流の仙人(せんにん)ダムまでおよそ18キロのルート。11月中旬、切り立った岩肌の広葉樹が色づき始めていました。下の廊下は「旧日電歩道(きゅうにちでんほどう)」と呼ばれる、電源開発のための調査道。黒部川左岸の岩盤に刻まれた、人一人がやっと通れるほどの道です。秘境黒部の見どころの一つ、白竜峡(はくりゅうきょうはせりだした川岸の白い岩盤が見せる類(たぐい)まれな峡谷美(きょうこくび)。紅葉の最盛期には白い岩肌が所々色づき、言葉に表せない美しさだといいます。ルート沿いの名もなき滝や、ふと振り返った時に見えるV字峡谷の美しさ。そしてここに道を刻んだ先人たちに思いを馳せながら進んでゆくと・・・黒部川の秘境、十字峡です。右岸から流れ出す棒小屋沢(ぼうごやさわ)と剱岳周辺の雪解け水が集まった剣沢(つるぎさわ)が左岸から流れ込み十字を描く、奇跡の光景。圧巻(あっかん)は剣沢にかかるつり橋の上から眺める水量豊かなエメラルドグリーンの流れ。黒部峡谷下ノ廊下。自然が作り出した本物の美しさが、ここにはあります。 #4K #紅葉 #黒部峡谷
富山県出身のイラストレーターが描く”ほのぼの親子“が織りなすミニアニメドラマと実写映像との合成で楽しく県の魅力を発信!
富山テレビのカメラが収めた、ふるさと富山の貴重な映像です。ぜひご覧ください。